
こんな受験生向けの記事になります

正しい評価をして欲しいと常々思っている
特に特別な努力無しで早慶A判定取れた
東大と早慶が同列に語られることに納得できない
都内の私立中高一貫校に通う 中高はサッカー部に所属、高1の途中で退部 中3から特待生になり学費免除になる 高二の夏から東大専門塾鉄緑会に入り、高三の冬に東大A判定を達成 現在大学2年生
1.早慶に関する認識 2.東大と早慶の埋めがたい差 3.早慶に関する現実
1.早慶に関する認識
一般的に早慶は難関大学として知られています。
予備校の広告などを見ると
"東大、早稲田、慶應など難関大学合格者多数"
なんて書かれています。東大と早慶が同じランクかのように書かれているのです。
また、僕のバイト先に慶應生がいるのですが、その人が慶應生と知った時、バイトの人達がしきりに頭良いんだねと言っていました。
世間の認識では、早慶は東大と同じレベルとまでは行かなくてもその次点くらいの認識のようです。
2.東大と早慶の埋めがたい差
しかし、結論から言って東大と早慶ではレベルが違います。
例えるなら中学軟式野球少年とメジャーリーガーくらいの差でしょうか。
比べるまでもないと言うか、そもそも土俵から違うのです。
実際僕が現役の時は、慶應を滑り止め受験しました。入試特有の緊張感を東大本番前に経験するためです。
当然合格したわけですが、僕は過去問を一切解いていません。
入試当日の本番で初めて慶應の問題を解きました。
慶應の英語は問題文が無駄にわかりにくくて初見はめんどくさいなと思ったのを覚えています。
他にも僕の高校から成績が悪かった友人が多数早慶に進学しました。
では、具体的に何が違うのかと言いますと、受験生のレベルの差と問題の質の差です。
早慶は全国から浪人生が集まります。
この時点で、現役はろくに勉強せずに浪人した人がたった1年勉強しただけで辿り着けてしまう早慶のレベルの低さが露呈していると言えるでしょう。
そして次に問題の質の差です。
難易度が低いのなら問題は無いです。それが単純にその大学のレベルなのですから。
僕が言いたいのは質の差です。
入試で解いている時に感じた事ですので曖昧な部分もあります。
何が言いたいかと言うとまるで教科書の例題を解いているようでした。
当然難易度も低く、解いててワクワクすることはなかったのですが、それに加えて一切捻りのない基礎を確認するだけの教科書のような問題でした。
こんな問題誰でも解けるから受験者の選別ができないのではないかと思ったくらいですが、なぜか解けない受験生が多数いたようです。
このように早慶は受験生、そして問題の質が低いです。
その点、東大ではまず足切りが存在し、そこまでレベルの低い生徒はいません。ハイレベルな生徒とぶつかれるので楽しさがあります。
そして東大は問題の質が高すぎるのです。
未だかつて見たことも無いような解法を使ったり、ありふれた解法を見たことも無いように応用したりと、受験者をワクワクさせるような問題を毎年出してきます。
僕は東大の過去問を解いていて、1問丸ごと解き切れた気持ち良さが半端じゃなくてクセになり、現役時も数学の問題が楽しみすぎて入試当日が待ち遠しかったです。
早慶ではこういった受験生をワクワクさせるような問題は絶対に出てきません。
3.早慶に関する現実
ここまでいかに東大と早慶がかけ離れているか説いてきました。
しかし、残念ながら現実は今僕が述べた事実とは異なるのです。
一部の人は、つまり東大に合格できるような人はですが、今僕が述べてきたような事実を知っているわけです。
しかし世の大半は東大を目指す学力が無い、もしくは目指して来なかった人なので、いかに東大と早慶がかけ離れているか、その現実を知りません。
なので世の大半の人が思っている事、つまり常識と呼ぶものにおいて、東大と早慶はほぼ同レベルなのです。
事実がどうであれ世の大半がそう思っていればそれは紛れもなく事実です。
結果、東大と早慶が同じ括りで並んでしまうと言う珍妙な状況が生まれるのです。
そしてそれは就活の場にも適用されます。
早慶出身者は高学歴と、過分な評価を受け、大手企業にも高く評価されるのです。
内定者のうち、東大出身者と早慶出身者の割合はほぼ同じですし、なんなら企業によっては早慶が東大が上回ります。
ここまで来るともはや事実なんてどうでもよくなってしまいます。
だって中学軟式野球やっていてメジャーと同じ年収もらえるなら無理してメジャー目指す必要なんて無いじゃないですか。
まとめ
以前別の記事でも書きましたが、東大で何か学びたい事がはっきりしているのであれば東大を目指すことはすごく素晴らしい事だと思います。
しかし、特に在学中にやりたい事は無く、むしろその先の就活を見据えているのであればあえて早慶に甘んじ、就活で役立つスキルの勉強に時間を割くのも1つの手だと思います。
事実と現実の差を認めた上で自分に1番役立つ勉強をしましょう!
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